健康保険(中央建設国民健康保険)

中建国保とは

中央建設国民健康保険(中建国保・ちゅうけんこくほ)は建設業に従事する方とその家族が加入でき、現在全国で28万人が加入しています。
中建国保は昭和45年、国民健康保険法第13条に基づき、東京都の認可を受けて誕生しました。設立以来、組合員が同じ建設業に従事しているという特長を活かし、積極的な疾病予防や健康づくり、医療費の適正化に努め、みなさんの健康と生活を守るために協力し合って運営しています。
 

中建国保のいいところ!

①保険料が一定

所得によって計算される国民健康保険は年度によって大きく変わる可能性がありますが、中建国保は加入者の年齢や人数などによって保険料が決まりますので安心です。

令和6年度月額保険料

月額保険料 医療費分 後期分 介護分
組合員 法人第1種 法人事業所の事業主(30歳以上) 24,100 6,600 4,900
第1種 個人事業所の事業主(30歳以上) 23,400 6,300 4,800
第2種 一人親方(30歳以上) 19,600 5,400 4,200
法人第2種 法人事業所の従業員(30歳以上) 16,300 4,800 3,700
第3種 個人事業所の従業員(30歳以上) 16,000 4,600 3,600
第4種 25歳以上30歳未満 10,200 3,100  
第5種 20歳以上25歳未満 8,200 2,900
第6種 20歳未満 5,700 2,800
家族 高齢家族 70歳以上 2,600 1,900  
成人家族 23歳以上70歳未満 3,200 2,100 2,800
若年家族 6歳以上23歳未満 2,500 1,900  
就学前家族 3歳以上6歳未満 1,700 1,400
 
・月額保険料は、上記の表の医療費分+後期分+介護分(40歳以上65歳未満が対象)の合計金額になります。
・家族保険料は、3歳未満と6人目以上の方は保険料がかかりません。
 
例:個人事業主(一人親方)39歳、家族(妻36歳:専業主婦、子:小学2年生、2歳)の場合
組合員 (第2種・一人親方):19,600円(医療分)+6,300円(後期分)=25,900円
家族:妻(3,200円+2,100円)+小2(2,500+1,900円)+2歳(0円)=9,700円
月額25,900円+9,700円=35,600円
年額35,600円×12ヶ月=427,200円

②償還金(医療費が1カ月に17,500円を超えたとき)

70歳未満の組合員を対象に、医療費の自己負担分がひとつの病院などで、1カ月に17,500円を超えた額を償還金として支給されます。

③傷病手当金(病気やケガで連続して5日以上仕事を休んだとき)

組合員が病気やケガ(労災を除く)で仕事を休み、医師が休業の必要性を認めたとき、連続する休業が5日以上あれば休業の1日につき支給されます。

種別 入院 入院外
法人第1種、第1種 8,000円 4,000円
第2種 3,600円
法人第3種、第3種 3,200円
第4種 2,800円
第5種 2,400円
第6種 2,000円

④出産育児一時金(子供が生まれたとき)

一子につき500,000円が給付されます。
 

⑤健康診断に補助がでる

健康管理と健康の保持増進のために、中建国保が費用を負担する集団検診を行っています。

対象者

すべての組合員と20歳以上の家族被保険者。

特定健診・一般健診

最大14,000円の補助(契約健診機関での受診の場合)
 
また、建設職人の職業病(アスベスト)対策として、集団検診を受けられた方で40歳以上の組合員の方と60歳以上のご家族の方のレントゲン写真の再読影を行っております。これは少しでも早く発見することで健康と生活を守るために、中建国保の費用負担で実施しています。
 

このように中建国保は建設業の方のために作られた健康保険です。
ご加入を検討されている方は事務局までお問合せください。
 
 
 
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