労働保険について
労働保険は「労災保険」と「雇用保険」の総称で、労働者を1人でも雇っている場合は加入する義務があります。ほっけんでは加入手続き等の事務委託を承っております。
労災保険
労働者が仕事中や通勤途中などに発生したケガや病気などに対して、必要な保険給付を行う保険です。
雇用保険
労働者が失業した場合や育児・介護のために休業した場合に、生活や雇用の安定と就職の促進を図るために給付を行う保険です。
※保険料は、労災保険分は全額事業主が負担、雇用保険分は事業主と労働者が負担します。
労災保険料の計算
保険料は基本的に従業員に支払った総支給額に対して算出しますが、建設の事業に関しては、請負金額に労務費率を乗じ、その金額に労災保険率を乗じて算出します。
(例)建築大工さんで請負金額1,000万円、特別加入日額8,000円の場合
21,850円(労災保険料)+27,740円(特別加入保険料)＝49,590円(年額)
※事務手数料として年間16,000円(組合員)が別途かかります。
労災保険給付の手続き
もし業務中にケガなどの災害が発生した場合、速やかに事務局までご連絡ください。労働者が業務災害を被った場合、労災保険により通常のケガについては、治療費・休業補償費が国より支給されます。但し、健康保険とは違い、事故状況を記載した労災保険指定の用紙を病院等に提出しなければなりません。事故状況の確認や必要書類をお伝えします。
